体育会系でずっと生きてきた男だから
体育会系でずっと来てました
アクション、殺陣の仕事で沢山のキラキラした現場に行かせて頂きました
呼吸を演出、覗き見芝居の醍醐味が始まる
120分の名作なら90分だと超名作になるはず
120分で名作を作ったとして
それを90分で同じレベルのクオリティに出来たら凄いよね
90分で超名作を作ったとして
それを60分で更に同じレベルのクオリティに仕上げたらめちゃくちゃ凄いよね
小劇場はとにかく椅子が良くない
僕みたいに腰が良くない人間は120分同じ態勢だと集中力なくなって『早く終わらないかな?』と思う事がしょっちゅうある
だから短い時間で感動や感激を貰えたら非常に嬉しくなるし得した気持ちにもなるしその後空いた時間で好きな事が出来るから良い事だらけ
なので今までも短時間でボリュームのある熱量たっぷりな作品作りを目指して奮闘してきた
まあ作家のエゴと役者への(セリフ与えてあげなきゃ)みたいな謎の偽善的感情さえ殺せば全然可能である
第一は作家でも演出でも役者でもなく『お客様』という視点に立てば自然とそうなる
話は逸れますが
コロナ禍になってからは
時間という概念がとにかくシビアになった
劇場の時間、稽古場の時間、換気の事、密を防ぐ退出方、消毒や除菌の事、沢山の事が増えたし減りもした
デメリットがとにかく増えた
それは公演だけではなく公演を始めるにあたって最初にやる作業がまずハードルが上がったからである
そんな中で
『クオリティの高い成功例』
を必ず出さなければ行けない時代
不謹慎な事かもしれないが
僕個人的には
『やってやるぜ!』
という気持ちが強い
あらゆる対策機材を調べ尽くして少しずつお金を貯めて購入した
役者同士が密着すると観ているお客様が気になるだろうと思い作品執筆の段階で距離感を生かした作品作りを心がけた
出来るだけ配信ではなく劇場に行き芝居を観て感染対策や換気状況や受付の接客や備品をチェックしてきた
しっかり意識している所はしっかりしてる!さすがだ!と知識を学ばせて貰う時間を沢山取った
特にお客様の受付から着席するまでの動線だけはかなりチェックした、こればかりは一番感染対策で手薄になる瞬間だから
あとは如何なる作品だと今現在受け入れて貰えるか?如何なるタイミングでこの作風の脚本を出すか?を以前より緻密に考えるようになった
作品と作風は役者にも影響する
例えどれだけ仲が良くてもよそ様の役者さんに出演して頂く以上は全責任は自分にあるわけで、絶対に安全安心の確約と約束と具体的事項の説明が必要である、更にもっと役者さんが所属している団体、事務所、会社さんが心配されたり不安を持たれないようにするにはどうしたら良いのか?
これも一番深く考え悩んだ事でもある
今お芝居をプロデュースするというのはそういう事である!
それを昨年から9ヵ月連続プロデュースをして改めて学び培った時間でした
それでも『絶対』という言葉を使えない時代だから悔しい
正しい知識と理性をキープしつつ、国や劇場の方針稽古場の方針保健所の方針を全て理解した上でエンタメを作る
今の僕達に出来る事は最大限していきたいと思います
余談
全てにおいて時間が短くなってきた事により、役者には凄いプレッシャーがかかるようになったが、まあそもそも役者なんて商売は24時間役者なわけだから常に自己鍛練しとかないと納得行かない状態でお客様の前に立つ事になるぞ!
という言葉を己にも言いながら眠りたいと思います。
目標の為にはなんでもやらなきゃね
なんか
盛り沢山になってきた
新年度は気合い入れて動き出すぞーって決めてたので、基本予定通りなんだけど
こんなに盛り沢山になると整理するのに時間がかかる
セリフを覚えて役を作り芝居をする!
だけじゃないから大変
某演劇フェスティバルの参加依頼が来てそれの手続きしたり個人のプロフィール作ったり企画書作ったり打ち合わせしたり
一番苦手な作業がひっきりなしにやってくる、全ては芝居を全力で楽しむ為の準備だから仕方ないのだけどね
あとは各種給付金の申請やら現場のカリキュラム作ったりやらなんやらかんやら
そして空いた時間で台本読む
みたいな生活
だから最近本当によく眠る
爆睡である
夜寝て朝起きて昼過ぎか夕方にまた仮眠する
ずっと眠たい
普段使わない脳ミソ使って疲労してるのかな笑
まあとにかく演劇を楽しむ事、お客様と一緒に作品世界を共有する時間を如何に長く続けて行けるかが僕の目標なので
その為だったらなんでもやりまっせ~☺️
な感じ
うなぎ食べたいなー
抱えてる情報の一つが解禁されました
発信することが仕事、より身近に感じて貰う為には
背負った看板は自分の居場所、居場所を良くする為に自分が出来る事をしていく
表現者って資格はいらないから今日から皆表現者になれるような仕事
面白い事をしてたら勝手にお客様が来る
とか
こんなメンバー集めたから呼ばなくてもお客様が来る
とか
この有名な台本であの有名な演出家だから勝手にお客様が来る
とか
デカイ劇場だから凄い、テレビに出てるから凄い、映画に出てるから凄い、アイドルだから凄い、グラビアやってるから凄い、YouTuberだから凄い
とか
違うからな!!
何もスゴくないからな!
自分のやってることに常に不安と疑問とコンプレックスを抱えて人よりも自分の努力は足りないと思って研鑽積まなきゃ、お客様の方が日々仕事や生活で努力してらっしゃる方々ばかり、つまり、お客様の方が圧倒的に凄いからな!!!!
そんな方々の癒しや活力になるために表現者の仕事を志したのなら
『自分自身をちゃんと見つめて研鑽を積め』
と言いたい
自分にも言ってる
お客様にちょっと誉めて貰えたから自分はイケてる
と思ったならそこで終了、そこで辞めた方が双方良い思い出になって良い
続けるなら
誉めて貰えた事を最大のプレッシャーにしてほしい
次ダメならおしまい
という気持ちで挑んで欲しい
表現者なんて資格はないから、自分が表現者です!って言えばその日から表現者になれるような仕事だからこそ、各自の意識が重要になる
楽しむ
ということと
楽をする
ということは字が似てるが全く別物
楽しむという所まで到達出来るのは30%くらい、そこに行くまで自己研鑽してほしい
役者の仕事は動員ではなく芝居をすること
動員は主催者側の仕事
という意見を良く聞く
その通り!
動員は主催者や劇団員側の仕事です
役者の仕事は芝居をすること
但し、それにみあった芝居をしてくれる役者になるにはどれだけの研鑽が必要なのか理解しないとダメ
自分が客演に出た時に一番思う事です、劇団側の負担になってないか?役に立っているのか?呼ばれた価値を自分で作り出しているのか?自分が出た事で劇団側に飛躍の一歩を渡す事が出来たか?自分が出た事で劇団側のメリットは何だったのかハッキリ言えるか?
それだけの仕事があるわけです
どれか一つでも欠けていたら
単なるお荷物
ただ友達だから呼ばれた
それだけ
表現者という仕事は誰でもその日からなれます
けど10年後も同じように表現者でいる人はほぼいません
それだけ厳しい仕事です
人に選ばれる仕事です
はっきりいってお客様が役者を選びます、役者がそれまでしてきた努力や苦労なんて知らないお客様が役者や作品を評価します、その結果次の仕事が決まったり仕事が無くなったりします
誰も言わないですが、一番エグいパワハラやモラハラを感じる仕事です
稽古が厳しいとか先輩が厳しいとかじゃなく不特定多数の人の目に晒されあらゆる誹謗中傷や励ましや声援の全てを受ける仕事です
これから世に出ていく教え子達や若い後輩達に伝えたい事
厳しい世界です
正解は常にお客様や視聴者に委ねられる世界です、そこに理屈も理論も通用しません、研鑽し積み上げていくしか方法がありません
楽しい事だけしたい
良く分かります
貫いてくれたら良いと思います
ただ
高いレベルで楽しい事をしてください!