観劇は良いぞ、とても贅沢な娯楽
初めて観劇したのっていつだろうか?
小学生の頃に学校の講堂で観た長靴を履いたネコが最初かな?
その時はあまり楽しいと思わなかった
多分記憶に残る楽しい初観劇は地元の商店街にあった小さな寄席だな
高学年だったから友達とお小遣い握り締めて親に作って貰ったおにぎり持って行った
芸人さんらの漫才や落語、新喜劇みたいなミニ人情コント、歌手の演歌ショー等が詰め込まれた娯楽のオンパレードで昼の部だけで3時間はあったかな、友達とめちゃハマって中学生になってもチャリ乗って寄席巡りをしてた
トミーズ雅さんや坂田師匠にサイン貰ったなー笑
松竹新喜劇も親に連れて行って貰った
当時は寄席の中で飲食自由だったから楽しかった
それから演劇という世界を知ったのは出川哲朗さん達の『シャララ』のビデオだな
面白いものや身近な物が好きだったから目の前で演者が演じたり歌ったりが自分的にとても相性が良かったんだと思う
家庭的な事情で嫌な事があったりしても週末に寄席に行く予定がある時は我慢出来たし嫌な気持ちをごまかす事が出来た
観劇という行為はとても贅沢でとても効果的な現実逃避なのだな~と
劇場という空間は独特な非現実な世界を造り出してくれる
受付からロビーを通り客席に入るとセットが建った舞台上を眺めワクワクする
暗闇になり灯りが入ると一気に作品世界を駆け回る役者達が現れる
何百年も全世界で続いている娯楽
それが観劇
是非一度
劇場という非日常空間に足を運んで貰いたいなと思う、客席に座り目の前で役者や職人達が生み出す作品世界を堪能して欲しい
観劇とは
鑑賞という言葉とはまた違う
『体験や経験の娯楽』という言葉が近いかな
その時間を過ごした記憶や経験は何年先までも残るだろうから
是非ともしんどい時や辛い時、元気が欲しい時こそ観劇という贅沢な娯楽に時間を使ってみてください