二週間経ちました、本当に大変な時期にありがとうございます
晴れた昭和の夏の頃
千秋楽から今日で二週間経ちました
ご来場&ご視聴頂いた皆様本当にありがとうございました
本日で配信アーカイブも終了となり、本当の千秋楽を迎えます
大変だった
久しぶりにロングで劇場にいれる、六回もステージを踏める、長編が出来る、楽しい事幸せな事は沢山ありましたが
大変だった
何が?
感染対策
体調管理
安全対策
すべてを全力でやりきる事が大変でした、でも
この時期に公演を打つという事の大変さをしっかり若手にも伝えたかった
だから稽古場での全員の検温と記入係を若手達の担当にして日々全員の体温把握をしてもらった
劇場入りしてからはもっと大変
劇場中の窓という窓を全開!!更に飛沫を客席に飛ばさないように空気の流れを作る為のサーキュレーターを一台、窓から常に新鮮な空気を流す為のサーキュレーターを一台、フル稼働させた、お陰で暗転が効かない!静かなシーンでもサーキュレーターの音がする、外で騒ぐ若者の声が聞こえる、演出家として一番嫌な環境になったものの、それが最善策と判断した、作品世界を大事に…ってのは造り手側のエゴでしかなくて、一番大事なのはお客様の安全と安心
前説で僕が『…という事情で暗転が効きません泣』
って言ったら笑ってくださったお客様方
お客様は僕ら造り手側よりも理解してくださっている
だから安心して思いきりお芝居出来た
それも新人達に分かって貰いたかった
今自分がどんな場所にいてどんな世界で生きようとしているのか?この時期にお客様を呼ぶ側になるという責任、頂ける拍手の音が小さくても大きくなってもそれは変わらないという事を
僕は最近よく思う
いつか情勢が良くなってマスク外して皆で近距離でワイワイ出来る、リモートワークも無くなって満員でギュウギュウのライブを楽しんだり…
なんてのは、もはや夢だと思う
ワクチン接種して95%発症しない
後の5%は発症するんだ!!
じゃあ僕らの感染対策は終わらないわけだ、お客様を呼ぶ側の人間は終わらしちゃダメなんだ、世界が変わるまでわ
PCR検査、抗原検査、公演中止、公演延期、途中降板、自主隔離、活動中止、この言葉達はこれからも散々聞こえて来るだろう
僕自身
劇団の座長としては最悪な選択かもしれないが、今後ちょっとでも不安点があったら中止という判断は連発していく覚悟で挑む、まあ~すごく借金する事になるけどね汗
商売として考えた時に、ピエロがお客様に不安を与えちゃいけないんです
不安を与えるかもしれない!と思ったら延期や中止にする
そして不安を与えない準備をしてリベンジする!
だから絶対に劇団を続ける、やめたらリベンジも恩返しも出来ないからね😃
そんな事を珍しく劇団ラインで限りなく簡易な文章で伝えたという自分の文章へのフォローを自分でしたblogでした😀
誰もが病気になんかなりたくないし、責任ある自分だけに任された物を手放したくないし、一緒に切磋琢磨してきた仲間の夢を潰したくないし、皆で笑って明日を迎えたいと思ってる。
人は悪くない