縛る物があるのは良いかもしれない①
縛る物があるのは良い事だったりする
10代から事務所に入り、事務所所属の俳優として活動しました
所属するということはそれはもう沢山の制約があります、事務所によって違いはありますが、基本的にはルールが沢山あってそれを守りながら活動しなきゃいけません
若い頃それが嫌だった
あれもやりたいこれもやりたい、自分の可能性をもっともっと試したい!って思ってたから
20代になったら劇団に所属した
事務所程ではないけどやっぱりそこにもルールがあった
元々規律の厳しい事務所からスタートしてたから劇団のルールは全然厳しいとは感じず、むしろ筋道(劇団公演を優先、メディア仕事は事前報告、ミーティング参加)さえちゃんとしていれば空いた時間は自由に活動出来た
これが居心地良かった
が
段々与えられた環境が物足りなくなって来るのが人間で、自分一人で何が出来るか?とか考え始める、場所が変わり自由がもっと増えたら自分は更に変われる!
なんて思ってしまいがちになる
そして数年後劇団が解散
いよいよ待望のフリーになる
物凄く頑張って
フリー最初の年は舞台出演9本という勢いからスタート出来た、楽に仕事が取れた訳ではなく必死で自分を売り込んだ、人生で一番打ち上げや飲み会に参加した期間だった
続く